結婚式の大きな魅力
日本企業の経営者は、本質的に世間の目を気にし、他社の出方を窺ってから追随的に動くケースが多い。
そういう意味では、今なお「横並び感覚」を引きずっている。
その疎み合いの中で、トリガーを引いたのは、N自動車の改革であった。
K・G氏という経営者の登場は、大きな衝撃を与え、日本企業に経営革新のドミノ倒しをもたらしたと言ってもいい。
しかしながら、リストラ的延命策だけでは、一時的に息を吹き返すだけで、企業の寿命が延びるわけを見渡すと、大きく2つの方向に分かれているように見える。
1つは、欧米企業の経営論理と手法を積極的に導入し、日本型経営スタイルから脱却し、企業価値を高めていこうとする行き方である。
ここでは、MBA(経営学修士)の理論や知識が尊ばれ、J・WによるGEの改革やGによるIBMの復活事例が手本にされる傾向が強い。
もう1つは、自らの生い立ちや企業文化を再確認し、そこにアイデンティティの源泉を見出し、深く掘り下げることで企業活動を活性化させ、企業価値を高めていこうとする行き方である。
この2つの流れは、企業統治において最も対照的な姿を見せている。
前者の行き方をとる企業は、委員会等設置会社の形態をとることが多い。
多くの社外取締役によって経営執行を管理し、資本効率を高めることに集中する。
後者においては、伝統的な監査役制度を継承し、自社の経営哲学や理念に照らして企業活動を舵取りしていこうとするものである。
なぜ「ステップ4」とこの「ステップ5」を分けたのかというと、課題の合意を意図的に、明確に、しっかりとやっておきたいからです。
話し合いをしていると、自分が納得したことは相手も納得したと思い込む傾向が人にはあります。
しかし、相手が違う思いをもったということも大いにあり得ます。
自分はグレープフルーツは黄色だと思っても、相手は赤色だと思うこともよくあることです。
コミュニケーションギャップは必ず生じるものですから、よく確認しましょう。
OGフェーズでは対立点を明確にしましたので、対立感情がお互いにあります。
ところが上手にヒアリングを終えると、「私のことをわかってくれた」と思って、対立感情がやや和らぎます。
そこで、この「ステップ5」で、その和らぎを一層確かなものにしていきたいのです。
両立の関係、つまり信頼関係の方向-と向かっていくわけです。
それを表すために、一緒になって考えていくという姿勢を出していきます。
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